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命を「いただきます」
- nippichun
- 2015年7月29日
- 読了時間: 2分
随分前の話になりますが、我が家で飼っていた軍鶏を絞め、お肉を頂きました。
初めての経験。
生きている鶏が、スーパーで売られているような“鶏肉”になるまでの
過程を全て見て、体験する。
知っていたつもりだったけど、本当は知らなかったんだなぁ。
私たちが普段口にしているものがどんなものかを。
その命の重みや尊さを。
さすがにこの時ばかりは緊張の面持ちの西野くん。

こどもたちの目にはどんなふうに映ったのか。
二人とも静かに見守っていました。

首を落として血を抜いた後は、熱いお湯に入れて毛を抜いていきます。

内臓を取り、切り分けていきます。

生きている鶏が、食べられる状態の”鶏肉”になるまで・・・
あっさり書いてますが、なかなかの時間と気力と手間がかかり、
長~い道のりでした。
こうやって経験すると色々考えるものです。
スーパーで売られている「手羽先」や「手羽元」お得パック。
1つのトレーにたくさんのお肉。
一羽から二つしかとれないのに。
これはいったい何羽分??
なんでもあたりまえに手に入る今の時代。
綺麗な状態で店頭に並ぶお肉たち。
お肉に限らず全てのものが、いったいどうやって作られたのか、
その過程をちょっとだけ考えるようになります。
そして感謝をするようになります。
そこに命があることに気づかされます。
虫も動物も人間もみんな、誰かの命を頂いて生きている。
大事なことを教えてくれた軍鶏に心から感謝をして、
「ありがとう、いただきます。」