麦麹リベンジ! ~日向味噌づくり②~
随分と時が経ってしまいましたが、自家製の麦麹で味噌作りをしました。
1回目の麦麹作りでは納豆菌に負けた私たちでしたが、リベンジしてなんとか麦麹らしきものができました笑。
高温になりすぎて発酵に失敗した経験から、二度目はビビりすぎて温度が上がらないように~と逆に時間をかけすぎて、これで完成でいいのかな?ん~いやまだ発酵足りないんじゃない?もうちょっと続ける?と言って延び延び...。表面が乾燥!?したのか、ぱらぱらの麹にしたかったのにゴツゴツ固まっている部分が多く...これ大丈夫なん?失敗?ん?という見た目(;゚Д゚)
師匠のところへ持っていくと、やっぱり発酵が始まってから時間をかけすぎたとのこと。でも味噌にするには問題なくできるだろうということで、日向味噌用に少し麹を残して、残りは味噌にしました。
今まで何度か味噌は作ってきたけれど、自家製大豆と自家製の麹で味噌を仕込むのは初めて。なんだかとっても嬉しい~♡だが、あの麹で本当に味噌になるのかかなり不安...。
味噌作りは
①大豆をよく洗い、たっぷりの水につける(18時間以上)
②大豆を茹でる(親指と小指でつぶれるぐらいの硬さ)
③麹と塩をよく混ぜ合わせる
④つぶした大豆と、麹、塩をよく混ぜ合わせて団子状にまとめる
⑤空気が入らないように容器に詰め込み蓋をする
という、とっても簡単な手順。あとは放っておけば美味しい味噌になるのです♡
ただし今回は材料が自家製というところがミソで、気になるポイント&失敗したかなポイントは、①大豆の大きさ・硬さがバラバラ ②あの麹は麹の役割を果たせるのかというところですね笑。
まず、大豆!これはつぶす段階で初めて気づいた(もう遅い...)のですが、粒によって小さくても硬い豆があったということ。大きさと硬さは比例しないのですね~大きめの大豆の硬さをチェックして、十分煮えたと判断したけれど実はまだ足りていなかった様子。もしくは吸水が足りていなかった!?とにかく上手く混ざりきらんです...ガビーン!!((+_+))
そして、例のゴツゴツの麹もまた上手く混ざりきらず、耳たぶぐらいの柔らかさが理想の状態なのに、耳たぶどころか団子状に丸めるとパサッと崩れたりして...え?これ本当に大丈夫?大豆の煮汁を足す方法もあるのですが、私は極力そうしたくないので(塩分濃度が下がる、カビ発生のリスクあり)、これでも味噌になると信じて旦那の力で無理やり団子にしてもらい、容器に詰め込みました笑。
「お味噌は寝て待て」
あとはもう信じて待つしかないので、10か月後を楽しみに、蓋を閉めました。どうか味噌になってください( ;∀;)♡
続きまして日向味噌。
これは師匠のレシピ通りに作ってみました。
材料(麹500g・塩80g・湯550cc・砂糖、みりん、酒、各大さじ2)を全て瓶に入れ、箸でぐるぐるかき混ぜて、日向に置く。時々混ぜながら2~3日で完成!!
日向に置くから日向味噌なのに、この日はお日様が出ていない(;゚Д゚)初日から日向に置けなかった日向味噌...ごめんなさいね(T_T)天気予報見てから始めるべきだったわぁ~結局曇りの日が続いて日向に置けたのはどれぐらいの時間だったろうか笑。その結果3日経った時に完成してるのかどうかよく分からない...ということで少し延長して置いてみました。1週間は置いたかな?見た目には麹が馴染んで全体的に茶色が濃くなったぐらいで大きな変化はなし。味はなかなか濃い!ちょっと塩気が強い!なるほど砂糖をたくさん入れる人がいるのはこういうことね。ごはんにかけるというのも納得できます。確かにごはんが進む味。
しかし、普通の味噌は長期発酵させて出来上がるのに日向味噌は3日って!「それ味噌になり切れてないでしょ!?」と旦那さま。そうですねぇ~まだ麹の香りというか味というか...口に残りますね...笑。不出来な麹で作ったからかしら?まぁ味噌汁にでもしましょ~(*´з`)
ということで、今年は麹づくりに初挑戦して失敗して、たくさんの学びを得ることができました。来年も絶対やるぞー!!失敗しても何回でもやるぞー!!笑。